写真)2023年12月28・29日に開催された餅つき(スピーチのYouTubeはこちら)
パーソナルSX部の中川原です。私は、暮らしを囲むモノやコトのルーツやストーリーを明らかにしながら“顔の見えるライフスタイル”をご提案する「TADORi」などで、より「みんなで」様々な未来が描けるようなプラットフォーム構築に携わっています。みんな大地にも、ゆくゆくはこのプラットフォームに巻き込まれていただきたいとわくわくしております。今日は個人的にも大好きなSHO Farmについて私なりにご紹介させていただきます。
私がSHO Farmさんを知ったきっかけは、友人が葉山に移住し、SHO Farmさんとの援農を通じて繋がったことでした。友人を介して、そしてSHO FarmのSNSを通して農園の様子を知るうちに、「行ってみたい!」という思いが膨らんでいき、2022年の年末、念願叶ってお餅つきに参加することができました。
SHO Farmさんに魅かれる理由は沢山ありますが、一番のポイントは、「言葉の力」を感じたからでした。例えば、お餅つきの募集内容。通常、「お餅つき」と聞いたらどのようなイメージが湧きますか?SHO Farmさんでは「誰もが良質な食に無料でアクセスする権利を保障する本イベントは動物性食品不使用、無料にてふるまわれます。」や「すべての生きものが満たされる平和な年末でありますように」といった呼びかけがありました。
お餅つきを通して伝えたい想いが、言葉に現れて伝わってきて、「行ってみたい!」と背中を押してくれたんです。SHO Farmさんは無農薬・化学肥料不使用・不耕起栽培、、、といった素晴らしい取り組みを進めていますが、それだけでなく、「農業」を通じて「理解するために、言葉にして伝え合う」ということをとても大切にされているように感じました。
2022年末のお餅つきでスピーカーを片手にお話しされるSHO Farmの晶子さん
お餅つき当日は、大人も子どもも、普段から関わっている人も、はじめましての私たちも、みんなで調味料や食器を持ち寄り、畑の真ん中で力も持ち寄って過ごしました。この「みんなで力を持ち寄る」場面にSHO Farmが掲げる「1000年続く農業」の意味が宿っているように感じました。 SHO Farmはまさに「顔の見える大地」であり、その言葉と行動が共感を呼び起こす体験を紡いでいます。
持ち寄りの容器でつきたてのお餅をいただく
SHO Farmを訪れると、当たり前のことが「当たり前」に行われています。そんな風景をぜひ体感しに、援農やイベントをチェックして足を運んでみてください。例えば、「プラスチックフリーにお野菜を買ってみたい」と思っても、なかなか難しいのが実情ではないでしょうか(私も、なかなか難しいんです)。しかし、SHO Farmではお野菜は新聞紙にくるり。ぬか漬けも、笹で包んだあとに新聞紙で。訪れる皆さんも容器を持参されている方がおおく、やりとりはプラスチックフリーが叶います。今すぐに、自分の生活で実現できなくても、「実現している場所がある」という実感が未来に繋がる。そんな貴重な体験が叶う、大地です。
SHO Farmのことをもっと知りたいなら、ラジオもおすすめです。
紹介コメント:中川原圭子(株式会社UPDATER パーソナルSX部)
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