ベジタブルシッターが草や虫と野菜の共存を見守るマーフィーズファーム

茨城県結城市

写真)土壌サンプル採取時の「Nさんちの南側」(2023年4月28日)

土壌診断 項目

1.全炭素量(C)、全窒素量(N)、C/N比
2.菌根共生率、菌根菌胞子数
3.一般生菌数、大腸菌群数、大腸菌数

土壌診断 証明書

土壌診断 レポート

考察

■豊富な有機物を含み、多くの土壌細菌が生息しています。土壌細菌が有機物を分解する際に放出する窒素が作物の主要な栄養源になりますが、土壌中の窒素量も適正範囲にあり、化学肥料に頼らずに作物生産が可能になる基本条件が整っています。
■菌根菌は不在ですが、菌根菌が生息できる土壌環境は整っていることから、菌根菌製剤の施用によって菌根菌の再定着が可能で、更なる生産性向上が期待できます。
■大腸菌は非検出で、病原性細菌による作物汚染リスクは低く、農作業も安心です。

土壌診断結果を受けて(篠塚さんコメント)

炭素量、一般生菌数、菌根菌数に興味があり、土壌診断を受けました。炭素量と一般生菌数が多い結果が出たため、自分の農法に説得力が増すと感じました。自分の野菜を気に入って買ってくださる方の中には、栽培方法や農園のあり方に興味を持ってくださる方もいらっしゃいます。機会を見つけて、この結果を公表したいと思います。